☆鍛造オーダーリング☆

2017.04.14

みなさん　こんにちは

本日は現在ご注文いただいているF様の指輪

鍛造で造るプラチナオーダーリングの作業工程に迫ります

DITIQUEでは2Fのアトリエ(工房)にて鍛造制作を行います。

まずは鍛造について

当店のブログでも度々アップされる『自分で作る結婚指輪我流鍛造』で、馴染みがある方も多いと思います。

鍛造とは貴金属を加熱し叩いて圧力をかけながら成形していくもので、叩くことを繰り返して固くて丈夫な指輪を造っていくことです。

イメージとして鍛冶職人が刀を鍛えるものと同じです。

昔ながらの造り方ですが、鋳造-ちゅうぞう-（高温で溶かした貴金属を型に流し込む方法）とでは仕上がり面、強度面で大きく異なります。

製作工程において貴金属に圧力をかけていくことで貴金属の密度が高くなり格段の強度と

地金本来の輝きが生まれます。

貴金属中の気泡が減り、なめらかで美しい仕上がりになります。

鍛造製法で造る指輪は削りだしで作るため、シンプルなデザインが多く、鋳造で造る指輪ほどデザインのバリエーションが多くありませんが、生活のあらゆる場面において使いやすく仕上げるものがほとんどです。

こんなに魅力たっぷりな鍛造の製作工程の流れをご紹介です！

～鍛造オーダーリング製作工程～

①貴金属を叩き、形を整えながら強度を出していきます

鍛造の最初の作業ですが、ここで強度が決まる肝心な作業です

②リングの形状に合わせてヤットコを使い曲げていきます

③ロウ付け作業です

ロウが飛ばないように慎重にバーナーで火をあてていきます

④ロウを一気に溶かしてリングを接合していきます

貴金属の赤い部分は1000度を越えており、非常に危険な作業です

⑤ヤスリをかけて綺麗に形を造っていきます

⑥形が出来たらペーパーヤスリで仕上げていきます

ペーパーは＃240＃400＃600＃800＃1000と、どんどん細かくかけていきます

⑦バフを使い光沢を出していきます

⑧ヘラがけをし、小傷をなくしていきます

この作業でより強度が増していきます

⑨リューターのバフも使い仕上げていきます

⑩内側に刻印をまっすぐに打ちます

まだ完成ではありません！

⑦～⑨までの工程を最低3回以上繰り返して傷一つなく仕上げていきます

出来上がりは乞うご期待

皆様の一生ものの結婚指輪は北九州小倉のジュエリーショップ、DITIQOEオーダーで

皆様のご来店、心よりお待ち致しております

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